部分汚れに最強。ケイ酸塩入り固形石けん

幼児服の古着をお譲りした際、「どうして汚れていないの?」と、いつも驚かれました。泥や食べ物のシミがほとんど残っていなかったからでしょう。
部分汚れを落とすのには、ケイ酸塩(アルカリの助剤)の入った固形石けんを愛用しています。ぬるま湯で湿らせた子どもの汚れた服に直接固形石けんを塗りつけてもむと、嘘のように汚れが落ちます。ソックスの裏の真っ黒い汚れも、膝や裾周りの泥汚れも、畑で使った子どもの軍手まで。
有名な水色の固形石けんは「蛍光増白剤」入りで、汚れを上から隠してしまう、ペンキのような役割があります。私のおすすめの石けんには、蛍光増白剤は入っていません。もともとの繊維の自然な色のまま、汚れだけを落とせます。
三重県の暁石鹸の固形せっけん「アカツキローブ」は、コロナ以前は「コープ自然派こうち」のカタログで1個110円ほどで買えた、コスパ最強の石けんです。コロナ後、原料の高騰のため、一時は製造が休止されており、その間に生協での取り扱いも無くなってしまいました。2025年11月現在は1個200円(150g)ですが、大きめなのでなかなか減らず、相変わらずコスパ◎です。
我が家ではキッチンでも鍋やお皿を洗ったりするのに使うため、メーカーさんのオンラインショップでまとめ買いしました。 暁石鹸 ONLINE STORE 暁ローブ固形石けん (試してみられたいお客様には購入時の値段でお分けできますので、お声がけください。)
アルカリの助剤入りだと洗浄力が高いだけでなく、石けんカスが出ないので、キッチンの排水溝もきれいに保てます。洗浄力が強いので、皮膚が乾燥しがちな方は素手でなく、手袋の使用がおすすめです。
他にも、無印良品がケイ酸塩入りの洗濯用の固形石けんを出しています。石けん百貨のオンラインショップにも 固形石けんが出ていました。また、有機食品や自然派素材を扱うお店やオンラインショップに「ミセル 米ぬか植物石けん」を置いてあることがあります。
米ぬか石けんは、ちょっとお化粧品のような匂いがし、私は食器洗いに使うのは苦手なのですが、アカツキローブの石けんよりも柔らかく、手のうるおいを落としにくいです。ミセルの米ぬか石けんはかなり大きめ。柔らかいので包丁で半分にカットし、ソープディッシュに入れて使っています。子ども達の上履き洗いにもいいですし、洗浄力があるのに手荒れしにくいので、手についた汚れをサッと落とすのにも便利です。
手洗い・洗顔・洗髪には純石けん

手洗いにはアルカリ剤を添加しない、純石けんがおすすめ。また、石けん生地に本来含まれるグリセリンを抜いていない石けんの方が、手肌が乾燥しません。保湿成分を後から足しているかどうかよりも、石けんの原料や、製法に注意してみるとよいかも知れません。
合成界面活性剤のハンドソープから、石けん素地だけのハンドソープに変えただけで、手荒れがなくなった、という人もいます。石けんはすすぎも速いので節水にもなります。また、石けんそのものにインフルやコロナウイルスを不活性化する力があります。
石けんによって原料も製法もさまざま。無香料でもほとんど原料臭を感じないものもあります。サッパリが好きか、しっとりが好きか、お好みの石けんを探すのも楽しいですよ。
普段の手洗い、浴用せっけんとしては、ねば塾の「白雪の詩」やシャボン玉の固形せっけんがコスパ良しです。ミヨシ石鹸の「泡のハンドソープ」のように泡で出てくる純石けんも便利ですね。
私は洗髪にはフランスの伝統的な「サボンドマルセイユ」のオリーブの無香料を長年使っています。購入時の乾いた状態の石けんは油の匂いがしますが、一度使うと表面が水でおおわれるからか(?)、浴室に置いてあってもニオイを感じません。洗い上りはしっとりツルツル。
これまで合成シャンプーやコンディショナーを使って来られた方が石けんで髪を洗うと、最初はゴワゴワでとても耐えられないと思われるかも知れません。私も合成界面活性剤を使ったシャンプーからの切り替え時にはつらかったです。健康な状態の髪の毛なら、すすぎの最後に使うクエン酸入りのお湯で、ツルツルさらさらになります。
石けんでの洗髪に切り替えると、抜け毛がなくなった、髪にコシが出て丈夫になった、髪の毛が増えた、と言われることが多いです。頭皮のかゆみや、謎の湿疹が治った、という方もいます。余計な化学物質を髪や頭皮につけないことで、頭皮や髪の毛が健康になるのかも知れません。
なお、オリーブ油などの石けんの保管時に原料臭が苦手な場合、アルミホイルで包んでおくと匂いが周りに広がることを防げます。
固形石けんってどう使うの?
固形せっけんの使い方がわからないお子さんもいるそうです。洗うもの、手なら手を、上履きなら上履きを先に水やぬるま湯で濡らし、手なら直接固形せっけんを手の中で転がします。上履きなら直接塗りつけてください。
その後、両手をもむと自然に泡が立つので、爪の間や指の間をやさしくこすり洗いして下さい。上履きなら、タワシや古歯ブラシなどでこすると泡が立って汚れが落ちてきますよ。泡立ちの多さは石けんによって異なります。
石けんそのものに、ウイルスを不活性化する力あり!
感染症を防ぐために「抗菌」ハンドソープが必要だと思っていませんか?
実は石けんそのものに、インフルエンザや新型コロナウイルスの膜を壊し、不活性化させる効果があります。洗い流すことでノロウイルス対策にもなります。毎日の生活には、抗菌剤や殺菌剤は不要です。耐性菌を作らないためにも大事なことですね。
新型コロナウイルスの感染予防として厚生労働省も石けんでの手洗いを挙げていました。(参照: 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
時々、石けんを手に付けたとたんに、流水の下で(石けんを水で流しながら)手をもみこむ人がいます。汚れを落とし、ウイルスを不活性化するには、まず石けんだけで手をもみ洗いして下さいね。その後、汚れが取れたら流水ですすぎます。